2012年9月17日月曜日

父光男の養蜂日記~収穫編~

今週末お彼岸だというのに全く涼しくならない毎日…
『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉が大好きなのに(忍耐に希望がもてる)。彼岸まで猛暑って。

でも、朝夕はちょっと秋らしさが日増しに感じられて
夜の虫の音なんかは煩いくらい。蝉より元気いいかも。
 
そんな九月の三連休ですが、休日とか関係なく家に篭って絵を描く日々で
夢の在宅ワーカーになって、父の養蜂や菜園の観察が楽しいです。
仕事から帰ってくると、果物が好きな家族の為に、季節の果物を貰ってきてくれたり
菜園で実ったものと物々交換してるんだろうか…

今日は○○が採れた、週末は○○を植えよう、○○を○○して…
などと、マメな父の趣味は趣味の域を越えています。
父と動物や植物との関係(というか距離感)は、私なんかみたいな人間より遥かに近くて自然で。
動物も信頼するし植物も枯れない、不思議な才能だと思います(単にマメなのかも)。

昨年から始まった養蜂も今年最初の収穫の時期を迎えました。
朝から何かやってるなー、と思ったら、ハチミツを採っていました。
 
おおー!写真写真!と思ってバタバタしてたら
父: 蜂怒ってるからこっち来るな。
 
シャッターチャンス逃しました。
どうやら巣についてる蜂を掃除機で吸い込んでる様子


とっても充実カントリーライフ満喫おじさんのような父ですが
蜂に刺されること数え切れず。
常にどこか刺されてるんじゃないかな。
まぶたをと唇を刺されていた時は家族も騒然だったし
 
何が気に入らないのか
蜂の皆さんも住処を移動しちゃったりして
非情にも蜂の巣を去ってしまってイチからやり直しだったり
そもそも蜜がなかなか採れなかったりね。
 
菜園も虫に荒らされるなんて日常で
それでも投げ出さず黙々と世話をしてパトロールを欠かさない父を
 
『父よ…なぜそこまでして…』

と家族で見ている訳です。
 
そんな父と蜂の苦労の結晶
見よ!このしずる感!!
濃い部分が蜜です!
 
コレを巣のまま食べると…
というくらいの衝撃と感動があります。飛ばされてるのが私と仮定。
 
 
天然成分のみで作られたフローラルフレグランスのような香りが鼻を抜け
ハチミツの味は最初、そのフルーツのような甘みに驚きます。
『巨峰っぽくない!?』と思いました
で、やがてハチミツの味が広がります。
 
本当に、衝撃的な美味しさ。これがハチミツかーー!
グルメ細胞も活性化するわ。。。
 
蜂一匹が一生に作ることができるハチミツの量は
スプーン一杯だといいます。
 
そんな大事な恵み、どうやって有難く頂戴したらいいのか…
おおきなテーマですね。
 
頑張った蜂さんたちと父
 
 


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