自分の“凄く凝ったものが好き”という漠然とした好みについて、
違和感があって。漠然というか淡いというか。
結局気になるのは
気の遠くなるような装飾を施した
マクロなディティールか大きな空間
っていうこの二点。
どちらも、圧倒的な時間と経済力・人間の労力を惜しみなく駆使して
「なんでそこまでして…」と思えるような有名どころで言うと、
万里の長城とかピラミッドとか大聖堂とか。
そういう信仰心や忠誠心みたいな、
抗いがたい大きな存在の為に創造される建造物や装飾なんかに
たまらなくロマンを感じる訳なんです。
プロジェクト達成には沢山の犠牲があったはずだし、
でも中断されることなく進む作業、
現代では考えられない「なんでそこまでして…」の積み重ねで
想像された歴史的建造物や装飾品は、
数百年・数千年経った今も人々を惹きつけているし。
時にその強すぎる魅力が人を破滅に追いやったり。
…話は大きくなりすぎましたが、オートクチュールコレクションて、
マクロと空間の本気装飾の世界。
引いても寄っても素晴らしい。
引いても寄っても素晴らしい。
とっても気の遠くなるような手間を感じて、
胸が熱くなるような空間作りをしていたのが、
前々回のDIORのオートクチュールのランウェイ。
壁に敷き詰められた花が生花なのは有名です。
この空間に行ってみたかった…。
この空間に行ってみたかった…。
通路までこの通り。
信じられない作業量でじつに神秘的かつ幻想的な
現実味の全くない美空間を作り上げてます。
あっぱれ。としかいえない…。
あーもう美しくてやんなっちゃう。肉眼で見れない事が本当に残念。
わあー★ってなるよね。。
こちらに四日間に渡る会場設営の模様が…!
たまらないです。
前回のDIORのオートクチュールはちょっと枯山水ぽくなっていました。
パリでは割と受け入れられそう。
折角するなら日本から庭師を呼んで松植えて石組みして縁側作る…
くらいの懲り様だったら、前回の花の空間に匹敵するかも…と
妄想するのは自由だけどね…。
とってもドレスが映えるランウェイだったので、これはこれで完璧なのかも。
でも、ゼロから花園や庭園を作ってやるぜ!
という気持ちが素晴らしい!これからも本当に楽しみ!
セットだけでもいいから見たいもんです。
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