2012年9月29日土曜日

【be:jo:ga】と私の一年

スパイラルでの展示が始まって
私の夏の作業は一段落したのですが。
 
 
思えば一年前、C-DEPOTに初めて参加させて貰って
 
展示というものを大学の卒展以来でやらせてもらって。
今思い返すと何ていうか、無知過ぎて
失敗から学ぶ経験の蓄積の一年であったと
痛感しています。

自分のダメな点、弱い点
これから改善すべき点がイヤというほど突きつけられて
苦しいけど認めるしかないという…
 

この展示のあと
ラルチザン パフューム表参道本店、
表参道のギャラリー、
渋谷西武、
Keep A Breastで表参道ヒルズ
…と
怒涛の展示ラッシュで
一年に6回。
 
展示の機会を得て、なんとか乗り切って(乗り切ったのか?)

そのたびに思い知る自分のイケてなさと突きつけられる現実!
重くは捕らえるが考えすぎずマニュアルより実践だ!
というB型っぽいテンションで挑むわけです。
 
そんなこんなで課題が山積だと一年早!!

その合間にデザインの仕事や個人様への絵の仕事など
なんとか地道に学びながら取り組んで
今に至ります。
OLの8年分に値する一年だったような気がする…(全部一人だから)
 
 
スパイラルって、実は憧れのスペースで
こんなに早くスパイラルで展示できるとは、という感じで。
本当に広々とした贅沢な白い空間。天井も高い!
お陰で大きいと思ってた自分の絵がちいさーーーー!
ほらまた反省点。

いくつになっても失敗しないと分からないんでしょうな…
 
四枚の絵、が好きなんですね
と何人かに言われました。
言われて「あっ、そうかも!」と気付きました。
なんか四枚描きたいんですよね。
 
作業場が広くなって、日差しが差し込む部屋で
自然を満喫しながら描いたので、楽しかった思い出が多い絵です。
 
引っ越してから、自分でも作風が柔らかく色も淡くなったような気がします。
環境とは不思議なものです。
 
【be:jo:ga】というのも
どんなテーマでも、どんな状況でも結局は美女を描いてるんだし
でもどんな総称にしよう…と迷ってyukacoさんに相談して。
本当に自分で決めなくて良かった^^

そんな感じで、8日までの展示となります。
ぜひフラっと寄り道気分で観に来ていただけると嬉しいです☆
左下にチラシとハガキもありますので、
ぜひ貰ってやって下さい☆
 
 



2012年9月23日日曜日

チンピラ×Emilio Pucci

 
ヤバイヤバイと思いつつ、今期はやたらコレクションチェックをしてしまいます。
和風な香りがする?と思えるメゾンがチラチラあって
エミリオプッチがまさかのチンピラ風!

私の捉え方が下世話なのかもしれない。
本当はオリエンタルなモードっていうテーマなのかもしれない。
 
でも私には日本のチンピラの美意識が感じられて仕方がない。
これはスカジャンとかを彷彿とさせるし
人種の違うモデルさんが着ると不思議だ。
 
竜虎!

ヨーロッパのアジアへ馳せるイメージは本当に面白い。
日本ももちろん
いつの世も、異国に夢見て全く違う文化を取り込もうとするとき
そこに生じる少しの歪みというか、愛すべき誤解が
たまらなく魅力的だな、と感じる。
 
この作品のモデルになったのは毛皮であり、
立体像は既に描かれている絵画から想像するしかなかったそうです

ホンモノの虎を見たことの無い日本の絵師が、限られた情報と噂だけで
妄想して描いた虎がとても愛嬌があって面白いように
 
素敵な違和感で心が温まるというか
 
ショウの作品や演出から、作り手の言いたいこと世界観を
色々想像しながら楽しく拝見することが
本当に大好きです。
 
 
話を戻して…
シューズも素敵。ぽっくり。
こちらもタマランていう人は多いでしょうねー^^
 
 
ちょっとハッピのような、このルックが一番欲しかったです^^
買えるようになりたいもんです。
 
 

2012年9月20日木曜日

セグウェイでつくばの街散策

さいきんめっきりこちらのブログはローカル日記になってますが、いいのかな…まあいっか。
地元に夫婦で引っ越してきてもうすぐ二ヶ月。
折角だから地元を楽しみたい!そう強く思いながら過ごしています。
 
東京に住んでいた頃の当たり前のように人と建物が一杯あって夜中まで遊べて
終電を逃しても最悪問題ない環境
(もともとオールで遊ぶとか夜遊びは若い頃から翌日の疲労感がたまらなく嫌いでしませんが。)
と比べると、かなりのんびりしていますが
ある程度若い盛りを過ぎるとこっちも悪くないかもねー。
 

ということで、某日
つくばを楽しもう企画、今回はセグウェイで街を散策!
!! まさにセグウェイだわ…!


このセグウェイ実験ツアーは、実は大人気のツアーで、
遠方からはるばる応募して参加される方もいらっしゃるとか!
北は北海道…って言ってました。

今年2012(平成24)年に市制25周年を迎える「つくば市」。
筑波研究学園都市として独自の発展を遂げてきた先進的なまちの姿は、
住宅、公園、商業施設などすべてが計画的に配置され、
利便性の高い快適な生活空間を造り上げている。
つくば市はロボット特区公道実験の一環としてセグウェイ観光ツアー実験を行っています。
今までは不定期に一般の方を対象にしたものでしたが、
5月より毎月第一日曜日に定期的に実施することになったそうです。(HPより)

ロボット特区…トキメク名称。
こんな車の実験や色々なロボットに運がよければ遭遇するかも。
 
こういう看板がそこここに。
実施場所はつくばエクスプレスのつくば駅周辺。
ペデストリアンデッキ(遊歩道)や公園などを約1時間程度かけて巡ります。
定員は毎回6名。参加費は無料です。
 
昨年2011(平成23)年に認定された「搭乗型移動支援ロボットの公道走行実証実験特区」。
ペデを舞台にロボットを使用した実験が行われて、
日常生活のなかでロボットを身近なものとして目にすることができる
全国でも他に例を見ない特異的な生活環境となっている。
近隣には研究機関も多く、筑波大学やJAXA筑波宇宙センターといった教育、
研究機関もすべてペデを通じてアクセス可能な位置にあり、
日本また世界をリードする研究が生活環境と密接につながり
手を伸ばせば触れられるくらいの身近な場所で
実施されているというのもこの地域ならではの特徴だ(こちらより引用)
 
そんな街づくりの大元になるつくば中心地の地図もユニーク。
車がスピードを出しづらい設計なんですって。
碁盤の目ともちと違う…

そんな感じで乗車です。
 
30分程講習を受けます。
乗り物センス0の私ですが、なんとか走行できる優しい乗り物、セグウェイ…。
もちろん初めて乗ります。
 
ブレーキや加速、左右折は自分の身体の体重移動!
なんと感覚的!一番難しいのは乗り降りかもしれない…
 
旦那さんは、バイクに乗るので乗り物となると楽しそう。
調子に乗って注意される程に…。
 
途中、つくば市の主要な建物、公園、施設を巡りながらゆっくりと一列で移動します。
この辺で生まれ育っておきながら、結構知らないことが一杯でした。
建築も、ちょっと個性的なものが多いです。
85年のつくば万博の時にちょっと未来や宇宙を意識しすぎたのか…
面白いからいいけど。

一時間ほど散策。駅前の広場など結構いろんなところを回ります。
セグウェイの少し高い視点からの景色が新鮮でした★
 
 
そして慣れたころに終了!!(いっつもそう!)
 
終了後にアンケートや質問をさせてもらう時間を設けてもらい、解散!
最後にロボットパスポートもいただきました!
今後また何らかの実験があるときにお呼ばれするかも…★
このキャラの名前はまだ無いそうです。カワイイのに…
 
 
ということで、セグウェイ実験、楽しかったです^^
また行きたいけど日曜日の倍率は10倍とか…
こういう実験とか、催しを通して地元を知る機会が増えるっていうのは
なんだか素敵ですよねー^^
 
 

 

2012年9月17日月曜日

父光男の養蜂日記~収穫編~

今週末お彼岸だというのに全く涼しくならない毎日…
『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉が大好きなのに(忍耐に希望がもてる)。彼岸まで猛暑って。

でも、朝夕はちょっと秋らしさが日増しに感じられて
夜の虫の音なんかは煩いくらい。蝉より元気いいかも。
 
そんな九月の三連休ですが、休日とか関係なく家に篭って絵を描く日々で
夢の在宅ワーカーになって、父の養蜂や菜園の観察が楽しいです。
仕事から帰ってくると、果物が好きな家族の為に、季節の果物を貰ってきてくれたり
菜園で実ったものと物々交換してるんだろうか…

今日は○○が採れた、週末は○○を植えよう、○○を○○して…
などと、マメな父の趣味は趣味の域を越えています。
父と動物や植物との関係(というか距離感)は、私なんかみたいな人間より遥かに近くて自然で。
動物も信頼するし植物も枯れない、不思議な才能だと思います(単にマメなのかも)。

昨年から始まった養蜂も今年最初の収穫の時期を迎えました。
朝から何かやってるなー、と思ったら、ハチミツを採っていました。
 
おおー!写真写真!と思ってバタバタしてたら
父: 蜂怒ってるからこっち来るな。
 
シャッターチャンス逃しました。
どうやら巣についてる蜂を掃除機で吸い込んでる様子


とっても充実カントリーライフ満喫おじさんのような父ですが
蜂に刺されること数え切れず。
常にどこか刺されてるんじゃないかな。
まぶたをと唇を刺されていた時は家族も騒然だったし
 
何が気に入らないのか
蜂の皆さんも住処を移動しちゃったりして
非情にも蜂の巣を去ってしまってイチからやり直しだったり
そもそも蜜がなかなか採れなかったりね。
 
菜園も虫に荒らされるなんて日常で
それでも投げ出さず黙々と世話をしてパトロールを欠かさない父を
 
『父よ…なぜそこまでして…』

と家族で見ている訳です。
 
そんな父と蜂の苦労の結晶
見よ!このしずる感!!
濃い部分が蜜です!
 
コレを巣のまま食べると…
というくらいの衝撃と感動があります。飛ばされてるのが私と仮定。
 
 
天然成分のみで作られたフローラルフレグランスのような香りが鼻を抜け
ハチミツの味は最初、そのフルーツのような甘みに驚きます。
『巨峰っぽくない!?』と思いました
で、やがてハチミツの味が広がります。
 
本当に、衝撃的な美味しさ。これがハチミツかーー!
グルメ細胞も活性化するわ。。。
 
蜂一匹が一生に作ることができるハチミツの量は
スプーン一杯だといいます。
 
そんな大事な恵み、どうやって有難く頂戴したらいいのか…
おおきなテーマですね。
 
頑張った蜂さんたちと父