八月上旬、早めの午前中。
日本で二番目に大きい霞ヶ浦。
目的は蓮根畑の蓮の花。
見頃は七月下旬から八月前半の午前中(なるべく早い時間に)。
ずっと見たくて、やっと行くことができました。
6時に起きて、車で。車じゃないと行けないかも。
食卓でもお馴染みの蓮根は茨城県が出荷量No.1。
ブランド蓮根生産地。
昨年のお歳暮や年末の贈り物に霞ヶ浦の蓮根を購入★
食感、味がちがいます。
蓮根がこんな収穫法だなんて知らない都会っ子も多いらしいです。
水を深く張った田んぼに蓮の根=蓮根(レンコン)があります。
真冬に腰まで浸かって収穫します。重労働ーーー!!
そしてレンコンがこういう姿だっていうことも、あまり知られていないようです。
これを輪切りにすると、いつも目にする穴の開いたレンコンなのですねー。
そんなレンコン畑は
実に広大。
見渡す限り、地平線までレンコン畑!!!!
緑の領域はレンコンです。
視界にほぼ自然物という光景。
しばらく都内で過ごしていると、土や緑はめったに見ませんからね…
見たとしても、人の手が加えられた観賞用人工自然物だし。
それも素敵だけど野生や群生の緑は、迫力があるなあ…と思います。
ただただ圧倒されるひたすら蓮畑。
よーく見るとちらほら花や蕾が。
眩しい輝くような白の見事な大輪が
適当に咲いています。鑑賞目的じゃないのにこの見事な咲きっぷり。。
何度見ても吸い込まれるような花のめしべおしべ部分…
花びらも何とも高貴な厚みのある純白でほんとうに美しい。
こりゃ古代インドでは、ヒンドゥー教でも
最高に素晴らしい女性を「蓮女」といい
その最高峰の象徴としてラクシュミー神(日本では吉祥天)を崇拝するのも納得…★
日本では蓮っ葉とか言われますが…
蕾も、見事な仏具の工芸作品のような、美しい造形。無駄ないわー。
ピンクの蕾はピンクの花びらに。
こちらも本当に美しい。アジアな感じ。
花びらが落ちてもまた違う趣で思わず撮影。
午前中の早い時間にも関わらず、既に炎天下だったのですが
涼しげに咲いている蓮をこんなに間近で見れるって幸せでした★
見にきているのは自分達だけ(本当に人っ子一人いません)。
私は、こうやって
はっきりとした季節を感じられる自然の期間限定の美が大好きです^^
技術が発達して通年楽しめるものが氾濫する現代だからこそ、
こういった旬のものに自分から触れに行くことを
これから増やしていければと思います。
せっかくフリーになって、自然の多い土地で制作できる環境になったし
こうして記録するものがあるので
このような機会を増やしていけたらと思います^^
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