映画『利休にたずねよ』 試写会に行ってきました。
なかなかタイミングが合わず、やっと！観れて幸せ。
今回は完全に個人的感想を述べようかと思いますので
こちらのブログでまとめてみます。
美とは？茶道とは？
より
市川海老蔵さんの魔物っぷりと
俳優陣の個性に酔った
俳優陣の個性に酔った
というのが正直な印象。
海老蔵さんの利休は侘びや禅というには
華やか過ぎて、眩しすぎて
ちょっと信長っぽい…
それほどの目力、存在感。
でもでも
この映画、利休の若者時代の恋物語が大きなポイントなのですが
その若者時代の鋭い感覚や血気旺盛な雰囲気は海老蔵さんのイメージに近いので
もしかするとこの先
数十年の月日を経たら
利休のような存在感を持つ
未来永劫その名を残す
そんな役者さんになるのではないか
映画を観終わって一日経つころ
そんな気持ちになりました。
しかしながら
名品名物の『どや！』感
見立てやもてなしの演出は
映画だからかな。ちょっと分かりやすいというかオーバーだわ…
とホント生意気なんですが…ｽﾐﾏｾﾝ
もっとシックな感じを想像して期待しすぎてたかも…かも…
もうちょっと尋常じゃない美への執念や描写があったら素敵だったような気がします。
狂おしき美の原点、だもんね。
美ってなんだろな…
洞察と演出のバトルは安土桃山ならではの男の世界だなあ～。
今回のキャストは今をときめく俳優さんで固められていました。
大森南朋さんの秀吉は私の秀吉観からするとちょっと意外でした。
『ヘルタースケルター』『R100』で出演されてる時から何となく感じておりましたが
やっぱり独特のまったりした後味を残してくれる俳優さんです。
話題の伊勢谷さん。
やっぱり群を抜いて美しい顔立ちで、こんな信長もあるんだなと。
きれいすぎて義経とかのイメージ。伊達政宗とかでも面白そう。
戦国もののTV映画漫画大好きな私にとって
ベストオブ信長は大河の渡哲也さんの信長～！！！
もはやトラウマ。幼少期に信長とインプットされてましまいました。
数多の名優が信長を演じてますが
高橋英樹さんも演じてるんですね。
バシヒデは桃太郎でしょう…しかしながらホントカッコイイ…
いわゆる昭和の美男顔。若かりし頃の高橋英樹は天下一品です。
昭和の美男を語ると大脱線するので、またの機会に…
渡哲也と並んで信長といえば
『信長の野望』シリーズのイラストレーター長野剛さんの描く信長は完璧。
長野剛さんは、死ぬまでに是非会ってみたい作家さんです。
あれ・・・利休の話が信長総選挙みたいになっちゃった…ｽﾐﾏｾﾝ
